自分らしく生きるために人生設計を考えることの大切さを伝える出前授業が高知県宿毛市の中学校で行われました。参加した中学生は自分の将来の姿を思い描くきっかけになったようです。
「わたしのライフデザイン~みらいとつなぐ~」と題した出前授業は、日本生命保険相互会社が、中学生や高校生に自分の将来について考え、生きる道を切りひらく力を養ってもらいたいとの思いから全国で行っています。
22日は宿毛市の片島中学校で出前授業が行われ、3年生、39人が参加しました。講師を務めたのは高知支社の社員です。生徒たちは「大切にしたいこと」の実現に向けて何ができるかを考えたり、まさかの出来事に備えることの大切さを学んだりしていました。講師は社会保障や保険など生活を支える制度や手段が身近にあることを伝えた上で生徒たちにエールを贈りました。
(日本生命保険相互会社 高知支社 松江一浩さん)
「勉強をしたり、部活をしたり、遊んだり、会話をしたりするのはあと1年を切っていると思います。ぜひ中学時代に関わってきた先生や友達を大切にして、いろんな話を聞いて、これからの人生目標に向かって頑張っていただきたい」
(生徒)
「自分の将来について考える機会はめったにないので、こういう機会があって助かりました」
「自分の夢は弁護士なので、それに向かってふだんから法律を学んで、司法試験に受かりたい」
この出前授業は2011年度から行われていて、これまでに全国でおよそ900校、8万9000人ほどが参加したということです。














