青森県南部町で青森県産サクランボ「ジュノハート」の初競りが行われ、大玉の青森ハートビートが9粒入り一箱20万円の高値で取り引きされました。
赤い宝石のように輝くサクランボのジュノハート。南部町できょう地元産のジュノハートの初競りが行われ、市場が活気づきました。
ジュノハート65箱に加えて、南部町営地方卸売市場としては初めて「青森ハートビート」が4箱上場され、9粒入りの一箱が20万円の最高値で取り引きされました。
※(最高額20万円で落札)カネト西豊商店 西舘孝一社長
「ちょっと玉は小さいかなと思いますけど、極力色のいいものを選りすぐって高値を出しました」
競り落としたこの青森ハートビート、気になる行き先について聞いてみると…
※カネト西豊商店 西舘社長
「私は2代目なんですけどもいつも高値でとったやつは…仏様、先代のオヤジにあげて、そして従業員で分け合って食べたりしています」
普段、がんばっている従業員や家族へのご褒美に。市場には出ませんが生産者にとって高値であることに変わりありません。
※留目果樹園 留目健男さん
「高値をつけてくれてありがとうございます。大変うれしいです。1粒1万円くらいだと思っていましたから倍ですね。(評価してもらったのは)着色とかそういうところだと思います」
初競りには南部小学校の3年生20人が見学に訪れていて、高額で取り引きされる地元産のサクランボを見て目を輝かせていました。南部町のジュノハートは6月いっぱい出荷が続く見込みです。













