インターハイ出場かけ東北の舞台へ

歓喜から3週間後の6月16日。谷中選手は、インターハイ出場をかけ、東北高校陸上に臨みました。

最初の1キロは、冷静に集団の中でレースを進め、3キロを8分20秒台の好タイムで通過します。

そして、3番手でラスト1周へ。谷中選手は、最後まで粘りの走りを見せ、3位でインターハイ出場を決めました。

目標の13分台には、あと一歩及びませんでしたが、東北の舞台で勝負強さを発揮しました。

谷中選手「スクリーンを見ても増子がずっと後ろにいて、やっぱり1年生なので負けちゃいけないというか、本当0コンマだが勝てて良かった。日本人トップという目標に向かってさらに練習を積んでいければと思う」

悔しさをバネに県高校長距離界のエースに成長した谷中選手。8月に北海道で行われるインターハイに向けて、挑戦は続きます。