アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長は、今年中に追加の利上げを行う可能性を改めて示唆しました。

FRB パウエル議長
「金融政策を決めるほぼ全員が年内にいくらか利上げするのが適切だと考えている」

FRBのパウエル議長は21日、議会の公聴会でこのように指摘しました。そのうえで「雇用は最大化されているが、2%のインフレ目標の達成は遠い」としたうえで、「現在はインフレの抑制に重点を置くべきだ」と強調。

FRBは今月、11会合ぶりに利上げを見送った一方、年内に0.5%追加で利上げする可能性を示唆していました。