しなの鉄道が株主総会を開き、土屋智則(つちやとものり)社長が、先ごろ起きた脱線事故をふまえ「安全運行の確保に全力をあげる」と述べました。
上田市で開かれたしなの鉄道の株主総会では、冒頭、土屋社長が6月12日に上田駅の構内で起きた脱線事故について謝罪しました。

■土屋智則社長
「多くの関係者に大変ご心配をおかけし誠に申し訳ありませんでした。安全運行の確保に全力をあげる所存であります」
一方、総会のあとに行われた会見で土屋社長は「会社単独で安全対策を講じる体力がない」と述べ、行政からの支援を求めていく考えを示しました。

脱線の原因究明については今後、第三者機関にも協力を求めるとしていますが、1か月から2か月ほどかかる見通しだということです。














