「まるでCGみたい」とSNSで話題になっている車。製作した埼玉の町工場を取材しました。

先週、埼玉県で撮影された1枚の写真。そこには白いペンで描かれたような車が。でもこれCGではないんです。

撮影者
「あれ、なんか、ちょっと自分がおかしいのかなと思った。近くで見てみたいと思って、(乗ってきた車を)停めて歩いて撮影しに行きました」

そこで現場に行ってみると…

記者
「何かありますよ!えっ車!?なんだろう…」

風景に浮かび上がったかのような車を発見。車体越しに後ろの建物が見えます。 

実はこれ、鉄の棒を組み合わせて作られている「ワイヤーフレームカー」。

山口製作所 山口勲専務
「こういう品物を作れる技術力をアピールするためというのもありますし、アピール用として置かせていただいてます」 

この技術力を見込んでさまざまな依頼が舞い込んでいるといいます。ちなみにおいくらですか?

山口製作所 山口勲専務
 「280から300万円くらいとか」 

新車が買えるようなお値段…ちなみに走ることはできません。