新型コロナの5類移行から1か月半が経過し、マスクを外す機会が増えました。しっかり化粧しないといけないから大変と感じる人も多いと思います。いま、マスクのない生活でとりわけ口周りのケアに注目が集まっています。

小西 鼓子アナウンサー:「マスク生活が明けたことによって何が気になるのか聞いていきたいと思います」

男性:「ヒゲは毎日剃るようになりました。今までは適当だったんで」

男性:「ヒゲを剃ったりとかは最近していますね。脱毛も考えているんですけど金銭的にまだ余裕がないので」

女性:「口見せる機会がなかったからあまり気にしていなかったけど、リップとか気をつかってやったりします」

女性:「マスクを外すようになってからリップを凝るようになりました」

皆さんマスクを外した、口元が気になる様です。
富山大和1階の化粧品売り場。コロナの5類移行からお客さんがおよそ1.5倍に増えました。また去年の同じ時期と比べて、チークとファンデーションの売れ行きは1.4倍。口紅にいたってはなんと2倍です。

美容部員にメイクを施してもらう「タッチアップ」も先月から再開され、自分の肌に合った色を選びやすくなりました。

大和RMK美容部員 野口茉里奈さん:「実際に自分に合う色とかもこちらから提案することがたくさん増えているので、好きな色とかチャレンジしてみたい雰囲気とかたくさんかわいいアイテムとかもあるので是非いらっしゃっていただければ嬉しい」

美意識の高まりは、女性だけではありません。

こちらの家電量販店では、ムダ毛ケアと美肌ケアを同時におこなう事ができる「光エステ」の売り上げが好調です。

ひげそりのあとに、光をあてることによって毛穴が目立ちにくくすると同時に肌にハリをもたらすといいます。

高価なものでは、10万円を超えるものもありますが、新型コロナが「5類」に移行されてから飛ぶように売れ去年の同じ時期と比べると売り上げは2倍以上に。

100満ボルト 野村智司さん:「サロンとかエステとかで順番待ちで中々行けないというお客様(に人気)。ご家族皆さんでお使いできるっていうのが便利かなと」

口周りのお手入れは肌だけじゃないんです。こんなところも…。

客:「ホワイトニング初めてです。マスクを外すようになってから歯が出ることが多いと思うので」

歯を白くする、ホワイトニングです。

光の照射をおこなうサロンも多いですが、こちらでは、特殊なクリームを歯に塗る「ナチュラルホワイトニング」を採用していて、歯への負担が少ないのが特徴です。

コロナ禍が明け、施術の問い合わせが相次ぎ、去年と同じ時期と比べて申し込みは2倍に。

その9割が女性ですが男性からの問い合わせも増えているということです。

歯科衛生士 八幡祐子さん:「黄色いのが気になっているとかそういったお客さんが多くて少しでも白くしたいと来られる方が多い」

およそ1時間の施術が終わると…。

客:「わあすごい。白くなりました。嬉しいです」

マスクを外した生活で戻りつつある美への意識。口元ケアの関心が高まっています。