6月2日の記録的な大雨で浸水被害が多く出た愛知県豊橋市で、被災者に無償で車を貸し出す支援が始まりました。

豊橋市の豊橋公園では6月2日の記録的な大雨で、車が水没した人や浸水した家屋などの片付けに軽トラックが必要な人に対し、日本カーシェアリング協会が20日から無償で車の貸し出しを行っています。
(愛知県豊川市の被災者)
「(買って)半年の車が水没して、代車は新車ということで。新車はありがたい話なんですが、3か月待ってくださいと」

今回の大雨で被災した全ての人が対象で、貸し出されるのは寄付で募った中古車です。
乗用車は1か月単位、軽トラックは2日単位で貸し出しをしています。

電話やインターネットでの予約が必要で、20日朝までに申し込みが176件入っているということです。
(豊川市の被災者)
「買い物とか行くのも便利なので助かる」
「仕事ができなかったので、きょう(軽トラックが)使えていいなと」
(日本カーシェアリング協会 吉澤武彦代表理事)
「少しでも生活の再建が一歩でも進むように、この車がなればいいと思う」
協会は今後も全国から車の寄付を募集して、2023年10月まで支援を続ける予定です。














