20日から始まった福島県議会で、内堀知事は相次ぐ県職員の不祥事についてあらためて謝罪して、再発防止策を示しました。

内堀知事「相次いで職員の不祥事が発生したことは、県民の皆さんの県政に対する信頼を損なう極めて深刻な事態と認識している」

20日から始まった6月定例県議会で内堀知事は、入札をめぐる収賄などの疑いで、今年に入って県職員4人が逮捕されたことを受けてあらためて謝罪し「不祥事の根絶に取り組む」と考えを示しました。

また、入札をめぐる情報管理の徹底や第三者委員会の提言を受けて再発防止策を取ることをあらためて説明しました。

また、今回の県議会では物価の高騰、そして燃料代や電気代の上昇を受けての対策としての補助や、この春の農作物の霜被害の対策にかかる費用などを盛り込んだおよそ95億円の補正予算案などが審議されることになっていて、7月5日まで開かれる予定です。