目の不自由な人をサポートする『盲導犬』について理解を深めてもらおうと、新潟市東区の大形小学校で特別授業が行われました。

特別講師として招かれたのは、盲導犬の「タルト」です。

【盲導犬ユーザー 岩崎深雪さん】
ハーネスを付けているときは“お仕事中”なんです。かわいいと声をかけたり、撫でたりしないでくださいね」


大形小学校の4年生は毎年「福祉」をテーマに勉強しているそうです。
今年は、盲導犬ユーザーの岩崎さんが、盲導犬と実際にどのように暮らしているかを説明しました。


【4年生】
「ここが“危ない”とか分かるのが賢いと思いました」
「盲導犬のことをもっと知りたくなって。盲導犬ユーザーを見つけたら声をかけてあげたいです」

2023年4月現在、新潟県内で活躍している盲導犬は26頭。
ユーザーらでつくる会では「盲導犬への偏見を無くそう」と学校での講演を続けています。

【盲導犬ユーザー 岩崎深雪さん】
「これまでもみなさん大きくなってからも覚えてくれていて、どんどん盲導犬の理解が深まっています。多くの人に盲導犬ってどういう犬かって分かってもらえれば、ありがたいし、私たちも助かります」



岩崎さんは、「困っているユーザーを見かけたら声を掛けて欲しい」とも話していました。