富士吉田市 堀内茂市長:
必要性を相変わらず全く感じていない。はっきり申し上げて富士山登山鉄道は反対です。

観光団体にも反対や慎重な意見が根強くあります。

富士五湖観光連盟 堀内光一郎会長:
富士山を人の手でいささかたりとも傷をつけたり汚してはいけない。

富士山5合目観光協会 小佐野昇一会長:
登山鉄道ありきではなくて地元ともう一度話をしながら、どのような形が富士山にあるべきか一から考え直すことも必要。

反対理由の1つに排気ガスを出さず電気で走行するバスの存在があります。

2020年から路線バスに導入され、1回の充電で麓と5合目をおよそ3往復できます。

今後、電気自動車や水素を使った燃料電池自動車の開発がさらに進むことが見込まれる中、開発を伴う鉄道が必要なのかという意見です。

さらに・・・


弦間大記者:
4合目の大沢駐車場です。ご覧のようにかつて大きな雪崩の被害を受け、現在も荒れたままとなっています。そしてここから先、5合目まで、同じようにたびたび雪崩の被害を受けています。