岸田総理は、核兵器の威嚇を続けるロシアによるウクライナ侵攻を許してしまえば核軍縮・不拡散に「決定的なダメージを与えることになる」と指摘した上で、ウクライナのゼレンスキー大統領も参加したG7広島サミットの意義を強調しました。
岸田総理
「核兵器を放棄した国(ウクライナ)が核兵器を持ってる国に威嚇され、そして侵略される。こういったことを許したならば、国際社会における核軍縮において、そして核軍縮・不拡散において、決定的なダメージを与えることになってしまう」
岸田総理は母校・早稲田大学での講演で、核兵器の威嚇によるロシアのウクライナの侵攻を許してしまえば、「やはり核兵器を持たなければ駄目なんだというメッセージを与えてしまう」と核軍縮・不拡散に危機感を示しました。
そのうえで、5月に行われたG7広島サミットにゼレンスキー大統領が参加し平和や核軍縮への思いを語ってもらったことについては、核軍縮・不拡散の「議論に重みを与えることになった」として、開催の意義を強調しました。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









