岸田総理は母校の早稲田大学で講演を行い、失敗を繰り返した自分でも総理大臣になる『まさか』が起きたと語り、後輩達にエールを送りました。

岸田総理
「お世辞にも模範的な大学生とは言えなかった自分が、あれから40年以上経って、こうして母校の大熊講堂で内閣総理大臣として講演をする。まさに当時としては、想像もできない『まさにまさか』であったわけであります」

講演では、岸田総理が学生時代ラーメンをすすりながら日本ではじめてサミットが開催されたニュースを見ていたエピソードなどが明かされました。

岸田総理はそんな学生生活を送っていた自分が今年、G7広島サミットの議長を務めたことを「『まさかまさか』の世界だった」「人生には思いもよらない『まさか』が待ち受けている」と学生たちに語りかけました。

また、受験の失敗を繰り返した自分が総理大臣になった『まさか』もあると振り返ったうえで「何が起こるかわからない未来に尻込みすることなく、希望と好奇心を持って飛び込んでいってほしい」と後輩達にエールを送りました。