6月16日の世界ウミガメの日にあわせ、三重県紀宝町で、保護したウミガメの放流が行われました。

紀宝町の七里御浜海岸から放流されたのは、先月25日、沖合の定置網に迷い込み、町内のウミガメ公園で保護されていたアオウミガメです。

推定5歳から10歳ぐらいの子ガメで、体長45センチ、体重は15キロ。

保護された当初より健康状態も良くなったことから放流され、元気よく熊野灘の大海原に帰っていきました。

また、ウミガメ公園では6月に入り、アオウミガメの「みえ」が30個を産卵しました。この飼育場でのアカウミガメの産卵は初めてで、赤ちゃんの誕生は8月初めごろになりそうだということです。