北朝鮮メディアは、重要政策を決定する朝鮮労働党の中央委員会拡大総会が16日に招集されたと報じました。

17日付けの、朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は1面で党中央委員会拡大総会が16日に招集され、金正恩総書記も出席したと伝えました。

総会では経済部門をはじめ、変化した国際情勢に対処した国家外交および国防戦略に関する問題について討議し決定することになるとしています。

北朝鮮は、今回の総会を1日から15日までを意味する「6月上旬」に開催すると発表していました。

1日遅れて始まったことについて韓国メディアは、先月末、初となる「軍事偵察衛星」の打ち上げが失敗に終わったことから、日程が先送りされたのではないかと報じています。

また、「総会で軍事偵察衛星の再度の発射について議論するのではないか」と分析しています。