物流業界の働き手が不足する「2024年問題」にも対応します。JR東日本は、新幹線を使った荷物の輸送サービスを展開していて、16日は仙台駅まで届けられた東京で人気の和菓子を大勢の人が買い求めました。

JR仙台駅には16日午後、東京からの荷物を乗せた新幹線が到着しました。箱の中身は、東京都内で16日朝に作られたばかりの和菓子。こちらは、東京・上野の名店「あんみつみはし」のあんみつです。

阿部航介記者:
「新幹線で輸送されてきたあんみつを食べてみます。ほんのり甘くておいしいです。白玉が柔らかくてまるで作りたてのようです!」
新幹線で運ぶことで、朝に東京で作られたあんみつがその日の午後には作りたてと変わらない状態で仙台で味わえるのです。駅構内には、老舗の和スイーツを購入しようと大勢の人たちが列を作りました。

客:「出来立てということなので新鮮味があるのでおいしそうだと思った」
客:「(東京で)一度食べたことはあるが、その場でしか買えないものなので貴重なチャンス」
物流業界では、法改正によりトラック運転手などの働き手が不足する「2024年問題」が懸念されています。JR東日本は、こうした社会問題に対応するため新幹線による輸送サービスを今後も拡大していきたいとしています。














