東京電力福島第一原発事故をめぐり、国の責任を認めないとした最高裁判所の判決から、6月17日で1年となります。裁判の原告団は16日、公正な裁判を求める嘆願書を最高裁に提出しました。
去年6月、最高裁は、原発事故をめぐり避難を強いられた住民が国に賠償を求めた集団訴訟で、国の責任を認めないとした判決を言い渡しました。
判決から17日で1年となるのを前に、16日、裁判の原告団や支援者およそ80人が集会を開き、あらためて「国の責任」を指摘して、公正な裁判を求める嘆願書を最高裁に提出しました。
生業訴訟原告団・中島孝団長「我々が味わった被害は、二度と誰にも、同じようなことは繰り返させたくない。公正な判断を示してもらいたい」
原発事故をめぐり国の責任を問う裁判は各地で続いていて、最高裁の判断の影響が注目されています。














