お弁当にポテトサラダやチャーハンは要注意!?意外なNG食材をチェック


お弁当のおかずを例に、林さんに食中毒の危険性がある食材を解説してもらいました。ごく普通に見えるお弁当にも、さまざまなNGポイントがありました。


(1)ミニトマトヘタに菌が残りやすいので要注意!
(2)かまぼこ加工食品であっても、生は菌が残る。お弁当に入れるのは、火を通してから。
(3)ポテトサラダマヨネーズは傷みやすいので、病院食などでも梅雨時期は避けることが多い。
(4)ケチャップなどの調味料水分が多いので、別の容器に入れ、後からかけるのがよい。
(5)チャーハン野菜など具材に水分が多いので傷みやすい。お米についている菌は、熱に強いので要注意!


続いて、食中毒を防ぐ食材、お弁当への詰め方もアドバイスしてもらいました。


(1)ミニトマト:ヘタを取り、しっかり洗い拭く
(2)唐揚げ:水分が少なく、しっかり加熱されている揚げ物はオススメ
(3)自然解凍できる冷凍食品保冷剤の代わりになるので、お弁当の中央に置くと効果的。
(4)カレー粉:クルクミンという成分に殺菌作用がある。
(5)梅干しクエン酸に殺菌作用がある。混ぜ込むと全体が殺菌されるのでなおよし。


食中毒対策を!梅雨のお弁当作りの3大ポイントとは


梅雨の時期のお弁当の3大ポイントをまとめました。


(1)「水分は少なく」 余分な水分は、ゴマやかつお節に吸わせるのがおススメ。
(2)「中まで加熱」 家では生で食べているようなものにも、火を通す
(3)「しっかり冷ます」 しっかり冷ましてからふたを閉める。保冷剤を活用する。


ちょっとした工夫で食中毒は予防できます。皆さんのお弁当作りの参考にしてみてください。