オープンが1年延期となった福島駅前の「再開発ビル」をめぐり、福島市は市議会に対し、新たな財源の確保を目指すことなどを説明しました。
福島駅東口の再開発事業では、旧辰巳屋ビルなど周辺の建物を解体し、店舗やホテルが入る複合ビルを建設する計画です。
福島市議会は15日、市議会の全員協議会を開き、この中で、市の担当者は、オープンが1年延期された経緯について説明しました。建設工事費が当初より2割以上増えることが見込まれることや、計画の再検討などが主な理由です。
議員からはオープンの延期に伴い、テナントに出店を予定している店への影響などを懸念する声が上がりました。
福島市都市政策部・森雅彦部長「工事期間を少しでも短くしたいというのが市としての考え。いろいろ考えてにぎわいの創出につなげていきたいと考えている」
そして、増える工事費について、市は、国の補助金を活用するなど、新たな財源の確保を目指す考えを示しました。一方、延期による影響については、全体像がわかり次第、改めて説明の場を設けるとしています。














