福島市の小学校で起きた児童のいじめ問題を受けて、市議会でいじめ問題の調査の充実などを盛り込んだ条例の改正が全会一致で可決されました。
福島市の小学校で、2018年から2020年にかけて当時の男子児童が同じクラスの児童からいじめを受けて不登校になっていました。この問題で福島市は市議会に、いじめ問題に関する条例の改正を提案していました。
改正案では、有識者などでつくる「重大事態調査委員会」を新たに設けるのに加え、教育委員会と学校にも調査組織を設け、いずれかの機関がいじめの実態をさらに調査することを盛り込んでいます。
条例の改正は15日午前、福島市議会で全会一致で可決されました。
福島市の木幡市長は「公平な調査など、いじめをなくすために全力で取り組む」としています。













