いわゆる「袴田事件」の裁判のやり直しをめぐり、袴田巖さんの支援団体が速やかに無罪を言い渡すよう求める署名を6月14日、静岡地方裁判所に提出しました。
14日、静岡地裁に署名を提出したのは「袴田巖さんを救う会」です。静岡県の旧清水市(現静岡市清水区)で1966年に起きた「袴田事件」をめぐっては、2023年3月に東京高等裁判所が再審=裁判のやり直しを決め、現在、再審に向けて静岡地裁、検察、弁護団による3者協議が行われています。
<袴田巖さんを救う会 門間正輝代表>
「(再審開始が)確定してもなお戦いが続く。完全無罪が確定していない歯がゆさが何ともいえない。まもなく確定することを願う」
14日に提出した署名は2069筆分で、3月の再審開始決定以降、約2か月半で集まったものだということです。救う会は署名とともに1日も早い再審無罪などを求める請願書10通も提出しました。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









