サッカー明治安田生命J2のいわきFCは、村主博正監督の契約を、14日付けで解除したと発表しました。

村主博正監督(去年1月)「前に前にいく、どんなことがあっても下がらないようなサッカーをやっていきたいと思っています」

去年1月、いわきFCの監督に就任した村主博正監督。14日、チームは村主監督の契約解除を発表しました。

村主監督は、昨シーズン監督1年目ながら、J3で優勝。チームのJ2昇格に貢献しました。

優勝セレモニーでの村主監督「後押しをしていただいたファン、サポーターの皆様、スポンサー企業の皆様、行政の皆様、影で支えてくださっているボランティアスタッフの皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました」

しかし、2年目となった今年。J2に初参戦のチームは、これまでの成績が4勝12敗4分け、順位も22チーム中降格圏の21位と低迷していました。

契約解除を受け、村主監督は、「私の力不足により皆様の期待に応えられず、本当に申し訳ありませんでした。私は去りますが、残りのシーズンの選手とチームの発展を心より願っています」とコメントしています。

後任は、2017年からおととしまでの5年間チームを率いた田村雄三前監督が務めます。

田村新監督は「村主監督の思いを引き継ぎ、応援してくださる皆様にまた次も観たいと思ってもらえるような必ず強いチームに成長させます」と意気込みを発表。

クラブの大倉智代表は「勝てないからではない。魂の息吹くフットボールを取り戻すために苦渋の決断をしました。村主監督には感謝しかありません。」とコメントしています。

いわきFCは、14日から新体制で練習をスタートさせています。