脱炭素社会に向けた街づくりを進める福島県大熊町で、再生可能エネルギーを整備する事業の起工式が行われました。

起工式には、大熊町の吉田町長などが出席し、工事の安全を祈りました。大熊町は、2040年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする“ゼロカーボン”を目指しています。

計画では、去年6月に避難指示が解除された復興拠点内に、メガソーラーや蓄電池など再生可能エネルギーの関連設備を整備します。発電した電力は、町の施設に供給し、エネルギーの地産地消を目指します。

大熊町・吉田淳町長「新しく移ってきていただく方や、帰還を考えている方のはずみになってもらえればいいかなと思っています。」

発電設備は、来年3月に完成する予定です。