ジャニー喜多川氏からの性被害を複数の元所属タレントが訴えている問題で、ファンの有志らで作る団体が会見を開き、検証などを求める4万人分の署名を事務所側に送ったことを明らかにしました。

ジャニー喜多川氏からの性被害をめぐっては、これまで元ジャニーズJr.の複数の男性が実名で証言しています。

『ジャニーズ事務所で起きた性被害の検証』などを求めるジャニーズファンの有志らはきょう午後、会見を開き、この問題の検証や実態調査などを求める署名を改めてジャニーズ側に郵送し、その数が4万筆を超えたことを明らかにしました。

会見を行ったファン有志
「ジャニーズ事務所に、きちんと被害者に向かって誠実に向き合ってほしいという気持ちを感じている。そのような気持ちを持っている人がたくさんいるということを事務所に対して伝えられたというのは、すごく意味があることではないかと」

声をあげた被害者に対し誹謗中傷が起こっていることなどをあげ、有志らはジャニーズ事務所側が性暴力の事実を認めた上での対応が必要だとしています。