梅干の色づけなどに使われる赤シソの収穫が、愛知県碧南市で最盛期を迎えています。


碧南市は11軒の農家が年間125トンを出荷する、県下一の赤シソの生産地です。

赤シソはジュースのほか梅干の色づけとして使われます。辺り一面に赤紫色に広がる山田浩二さんの畑でも朝早くから収穫が始まり、専用の機械で刈り取る作業に追われていました。

ことしは春の発芽の時期に天候に恵まれて順調に生育し、先日の大雨の影響で一部の畑で茎が倒れるなどしましたが大きな影響はなく、色ツヤの良いものができたということです。


収穫は7月上旬まで続き、名古屋を中心に岐阜や関東・関西、それに北陸方面に出荷されます。