高知県日高村の「オムライス街道」が10年目を迎えました。12日、キックオフイベントが開かれ、今年のテーマやメニューが紹介されました。
「日高村オムライス街道」は村の特産品であるシュガートマトを使ったオムライスやナポリタンを食べてもらおうと、毎年行われているスタンプラリー企画です。対象メニューの販売数はこれまでの9年間でおよそ58万食となっています。
10年目の今年は「Sweet 10th」がテーマで10店舗で43種類のメニューが振る舞われます。12日はキックオフイベントが行われ、県の選抜野球大会で優勝した加茂中学校の生徒や加茂小学校の児童たちも参加。応援ソングに合わせて踊りを披露しました。
♪トマトの神様/リベットボタン
日高村は、10年を1つの区切りとしていて、この取り組みは今年度で終了することになっています。ただ、この10年で、村の知名度は上がったと、戸梶村長は話します。
(日高村 戸梶眞幸 村長)
「この取り組みで村の認知度が上がったのと、村の人が他の土地に行ったときに日高村の名前を出すと『元気な村』とか『明るい村』とほめられるようになった。(オムライスを)食べて元気になってもらいたい」
第10弾「日高村オムライス街道」は12日から来年の3月末まで行われ、スタンプを貯めた人には対象店舗での割引などの特典があります。