焼津港を舞台とした冷凍カツオの窃盗事件で、再発防止委員会は5月24日に会合を開き、事件を調査する第三者委員会を立ち上げる方針を決めました。

5月24日の会合では、漁協から独立した「第三者委員会」を立ち上げ、事件の具体的な調査を行い、結果を公表するべきだという意見がまとまりました。

職員が不正を行った理由や背景が漁協による報告書で明らかにされていないことや、漁協職員が関わっていない盗みもあるとみられることから、第三者委による調査を行った上で、最終的な再発防止策を固める方針です。

<再発防止委員会 委員長 加藤将和弁護士>
「漁協の信頼回復という点では漁業者から真相究明が求められている。再発防止策のウェイトも変わってくるので細かい部分の調査が必要」