国産のサクランボが収穫期を迎え、仙台市中央卸売市場で12日朝、初競りが行われました。

仙台市中央卸売市場に入荷したのは、山形県産の佐藤錦などのサクランボおよそ5トンです。12日朝は、このうち500キロほどが競りにかけられました。今年は春先の気温が高かったことなどから初競りは、例年より2~3日早まりました。

味や色付き、実の大きさなどは例年並みということです。

仙台あおば青果果実1部 郷右近憲彦部長:
「果物にも季節を感じるものが無くなってきていると思う。サクランボはここ1か月くらいがおいしい時期なので、ぜひ手に取って楽しんでもらいたい」

仙台あおば青果果実1部 郷右近憲彦部長

12日は1パック200グラムあたり350円から400円ほどで取引されました。サクランボは来週にも出荷のピークを迎え、県内のスーパーや青果店などで買い求めることができます。