泥まみれになりながら楽しむ「田んぼの綱引き」が、三重県多気町で4年ぶりに行われました。

新型コロナの影響で11日、4年ぶりの開催となった、多気町の「あじさいまつり」。まつりのメインイベントは水を張った田んぼの中で泥んこになりながら行う「田んぼの綱引き」でした。

18チーム、およそ100人が参加し、雨が降りしきる中、泥まみれになりながらも、優勝賞品の地元産のお米を目指して、一生懸命に綱を引きあって、熱戦を繰り広げていました。

泥まみれの参加者からは「こんなに状態になってしまったので、どろどろになる覚悟で次も頑張ろうと思います」と久しぶりの感触を楽しむ声や、「練習の10分の1、いや100分の1のも出せませんでした」と敗北を惜しむ声が聞かれました。