全国でも有数のスルメイカの漁獲高を誇る石川・能登町の小木港で11日、中型イカ釣り船団が日本海へ出港しました。11日は能登町小木港から石川県漁協所属のイカ釣り船3隻が大勢の家族や友人たちに見送られながら港をあとにしました。

イカ釣り船団が向かう日本のスルメイカの好漁場・大和堆周辺では近年、北朝鮮のミサイル問題や中国船による違法操業で漁場の立ち入りが出来なくなるなど、多くの懸念を抱えています。なかでもスルメイカの漁獲量が減少傾向となっており、去年は1983トンと過去2番目に少ない漁獲量でした。
第18興洋丸齋藤久哉船長
「ミサイルもそうだが、イカがとれるかどうかが一番心配」

去年はウクライナ侵攻により日ロ関係が悪化したためロシア水域でのスルメイカ漁が出来なかったものの、今年は8月に漁を予定しているとのことです














