自分たちのまちをきれいにしようと、9日朝、高知市で数百人が一斉に参加した清掃活動が行われました。

「初夏のまちを美しくする運動」はごみに対するマナーや美化意識の向上目指して高知市が昭和54年から行っていて、毎年数百人が参加する大規模な清掃活動です。

高知駅前や城西公園など市内7カ所から出発した参加者たちは中央公園に向けて歩きながら道端や植え込みに捨てられたごみを丁寧に拾っていきました。

追手筋周辺ではタバコの吸い殻や空き瓶などが目立ちましたが高知市によりますと意識の向上や清掃活動の広がりによって年々、ごみの量は減ってきているということです。

(参加者)
「(朝から参加して)すがすがしい。ごみ拾いはいつも参加していて楽しみにしていた。今年はそんなに大きいごみはなかったがタバコの吸い殻が多かった」
「高知は街がとてもきれいなのでふだんから住みやすいと思っている。家の周りでごみがあれば拾って家のごみと一緒に出したりしている」

高知市は今後も、毎年行っている浦戸湾周辺の河川の一斉清掃など、多くの清掃イベントを予定しています。