政府は9日の閣議で、5月5日の地震で大きな被害を受けた石川県珠洲市を「局地激甚災害」に指定することを決めました。
政府は9日、5月5日の地震で震度6強を観測した珠洲市を、局地激甚災害に指定すると閣議決定しました。これにより、河川や道路、下水道などの公共施設の復旧事業に対する国の補助率が1割程度引き上げられ、平均でおよそ83パーセントとなります。また、被災した中小企業が事業の再建資金を借り入れる際の保証も手厚くします。
局地激甚災害は、被害額が一定の基準を超えた市町村が対象で、馳知事は5月、早期の指定を政府に要望していました。