天皇皇后両陛下が今月17日から23日まで、国際親善を目的に国賓としてインドネシアを訪問されることが、けさの閣議で決定されました。

17日午前に政府専用機で羽田空港を出発する両陛下は、19日にジャカルタのボゴール宮殿で、インドネシアのジョコ大統領夫妻と会見するほか、日本とゆかりのある現地の人たちと会われるということです。

翌20日は、オランダからの独立に貢献した兵士らが埋葬されているカリバタ英雄墓地を訪問して、花を供えられる予定です。

また、21日から22日にかけて、天皇陛下はボロブドゥール遺跡で有名なジョグジャカルタを訪問されますが、皇后さまは体調を鑑み、その間、ジャカルタに滞在し、休養されるということです。帰国は23日夜の予定です。

両陛下がそろって国際親善の目的で外国を訪問されるのは2002年にオーストラリアとニュージーランドを訪問されて以来21年ぶりで即位後初めてです。

両陛下のインドネシア訪問中の国事行為は、秋篠宮さまが臨時に代行されることも閣議決定されました。

主席随員は、日本インドネシア協会・会長の福田康夫元総理が務めるということです。