<田中健太郎気象予報士>
雨のピークは日付が変わって9日未明からとなる見込みです。ただ、日付が変わる前、8日夜遅くから、多いところでは1時間に30ミリ、激しい雨が予想されますので、8日から大雨に警戒が必要です。そして日付が変わって9日未明から朝にかけては、多いところで1時間に60ミリ。滝のような雨が予想されます。降ってしまえば、一気に道路が冠水してしまう恐れがあるんです。

そして8日夜から、この明日(9日)朝にかけて、短い時間で多いところでは180ミリの雨が予想されます。平年6月半月分以上の雨が、この短い期間で降ってしまう恐れがありますので、土砂災害に警戒が必要です。

<滝澤キャスター>
では、この雨はいつまで降り続くんでしょうか?

<田中健太郎気象予報士>
具体的に雨の予想です。現在の雨雲レーダーの様子です。時間を進めていきますと、静岡県、明日9日の朝にかけて活発な雨雲が流れ込んでくる見込みです。未明、明け方、朝と、この活発な雨雲がかかっていくでしょう。朝になってやっと西から天気は回復していきますが、昼頃にかけて雨雲の残るところもあります。

各地の雨の降る時間をまとめました。西部では、午前9時頃にかけて中部では10時頃にかけて、東部伊豆では9日の昼頃にかけて雨が続きますので、十分気をつけてください。