仙台市で去年、ボーナスの源泉所得税の納付が遅れ、延滞税など5000万円が課された問題について、市民グループが8日、監査委員に意見陳述し、必要な措置を講じるよう求めました。

意見陳述を行ったのは、仙台市民オンブズマンで、弁護士3人が仙台市の監査事務局を訪れました。

仙台市では、去年6月30日に支給された職員およそ1万3000人分のボーナスにかかる源泉所得税およそ9億6000万円の税務署への納付が遅れました。これは、納付期限の7月11日を、担当者が8月10日までと勘違いしたため起きました。この納付遅れによる延滞税や不納付加算税、あわせておよそ5000万円が課されました。

この5000万円について、市が、一般財源=税金で支出したためオンブズマンは5月、担当職員らに賠償請求する必要があるとして住民監査請求を行っていました。

意見陳述で仙台市民オンブズマンの弁護士は、「毎年7月の源泉所得税額は10億円以上となるのに去年は1億7000万円余りだった。書類を見たら簡単に誤りに気付けた」などと述べました。

仙台市民オンブズマン 畠山裕太弁護士:
「(書類を)見たんだったら、(例年なら)他の月と比べてボーナス月だけは桁がひとつ違う(ので、間違っている)のは気付けたよねというのを強調してきた」

その上で「重大な過失があった」として担当職員や上司に賠償請求する必要があると訴えました。

監査の結果は7月16日までに出される見込みです。