水の事故が増える時期を前に、福島県郡山市で防災ヘリやドローンなどを使った大がかりな救助訓練をが行われました。

水難救助訓練は郡山市の阿武隈川で、増水した川に2人が誤って転落したという想定で行われ、消防署員や県消防防災ヘリの隊員などおよそ30人が参加しました。

訓練では防災ヘリを使った救出が行われ、ヘリから降りてきた隊員が男性をワイヤーでつなぎ、引き上げました。また、ドローンを使った捜索の訓練も行いました。

郡山地方広域消防本部・渡部俊仁当直長「迅速に救出できるように訓練を積み重ねていきたいと思います。」

警察によりますと、去年、県内では水の事故が20件あり、17人が死亡していて警察などでは危険な場所に近づかないなど注意を呼びかけています。