おととし、さい銭箱を丸ごと盗まれる被害にあった名古屋市北区の神社で、今度は、お金の入ったおみくじの箱が盗まれました。

防犯カメラに一部始終が映っていました。

22日の日曜日。夜10時半ごろ、名古屋市北区の神社に、男が現れました。

男は、さい銭箱の奥の柵から身を乗り出して何かを眺めたかと思うと…今度はしゃがみ込んで柵の間から手を伸ばしています。


何かを取ろうとしたのでしょうか。しかし手には何も持っていません。

男はいったんその場を離れますが…すぐに戻ってくると、境内をウロウロ。

すると…男は、おみくじの箱を、そのまま持っていきました。「おみくじ箱泥棒」の瞬間です。

(兼子怜佳 祢宜)
「境内中を徘徊して、金目のものを物色して、最後おみくじの箱を選んで持っていった」



被害にあったのは、北区の別小江(わけおえ)神社。実はこの神社、おととしにも「泥棒」の被害にあっていました。

この時盗まれたのは、さい銭箱。チェーンを切られ、丸ごと盗まれました。

新型コロナ対策で始めた「リモート参拝」用のカメラには、その一部始終が映っていて、さい銭が入ったトレーを持ち出して逃げた、男2人が逮捕されました。

神社はその後、防犯カメラの台数を4台から18台に増やし、防犯対策に力を入れていたのですが…


(兼子怜佳 祢宜)
「まさか防犯カメラの目の前で、盗っていくとは思っていなかった」


今回、男が手を伸ばしていた場所には、頑丈にしたチェーンが、さい銭箱をがっちりとつなぎとめていました。

しかし、男は神社の中を、およそ20分ウロウロしたうえで、最後におみくじの箱を持って行ったのです。

箱にはおみくじをひいた人が納めたおよそ5万円が入っていたということです。

(兼子怜佳 祢宜)
「ご参拝者たちの、かなり大事な御浄財でございますので、早く返していただかなければと思っております」

神社側は23日、警察に防犯カメラの映像を提供。警察は、窃盗などの疑いでおみくじの箱を持ち去った男の行方を追っています。