日本の原風景を人形で表現した作品展が大分市で始まり、県出身の作家による、ふる里への思いが感じられます。
大分市の県立美術館では7日から人形作家、宮竹眞澄さんの作品展が始まりました。大分県宇佐市出身で北海道に住む宮竹さんは、市井の人たちをモチーフに石の粘土を使った創作活動を45年以上続けています。
会場には55作品、170体の人形が展示され、今ではみられなくなった家族の光景や人々の様子が訪れる人を楽しませています。
(創作人形作家・宮竹眞澄さん)「私が大分で生まれ育ったおかげでこういう根源になる風景を持たせてもらって、忘れていないよ故郷のことを、いつも感謝しているんだよっていう所をいろんな方に見ていただけたら」
昭和の原風景を感じることができるこの作品展は6月17日まで県立美術館で開かれています。