ジャニー喜多川氏からの性被害を訴えている元所属タレントの男性らが、「児童虐待防止法」の改正を求めていることについて、政府・与党が今の国会での法改正を見送る考えであることが分かりました。
この問題をめぐっては、ジャニー喜多川氏からの性被害を訴える元所属タレントなどから、現在は虐待の加害者を「保護者」に限っている「児童虐待防止法」の改正を求める声が上がっています。
立憲民主党は、地位を利用した第三者による虐待を通報する義務を追加した改正案を衆議院に提出していますが、政府・与党は「児童虐待防止法と今回の事案は性格が異なる」として、今の国会での法改正を見送る方向です。
一方、政府関係者によりますと、政府は性被害問題の再発防止に向け、小倉男女共同参画担当大臣をトップとする関係府省連絡会議を来週にも開催する方向だということです。
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