いつ襲ってくるか分からない地震

実際に地震の怖さを知り考えるきっかけにしようと、新潟市の小学生が揺れを“体験”しました。

【記者レポート】
「こちらの地震体験車、日本国内で起きた地震の揺れを体験することができるということです。今、先生たちが体験しているのは“東日本大震災の揺れ”です」


毎年、新潟小学校の4年生は総合学習の一環で『防災』を学んでいます。
実際の地震の怖さを知るため、2004年10月に発生した「新潟県中越地震」と同じ揺れを体験しました。

マグニチュード6.8、最大震度7の“地震”を体験した子どもたち…

「この地震が実際に起きたら、本当に恐くて何も考えられないなと思いました」
「本当に地震が起きたときのために、お家の人と話して、どこに逃げるかとかを相談しておかないとなと思いました」

地震や津波についてもDVDビデオを見ながらさらに理解を深め、いざという時にどのように行動するべきかを「前もって考えておく」ことの大切さも学びました。

新潟市中央区役所 総務・安心安全グループ 水田茂さん

【新潟市中央区役所 総務・安心安全グループ 水田茂さん】
「揺れが起こって物にぶつかったり、落ちてきたものでけがをしないために、自分たちは普段からどういう備えをしたらいいのかを皆さんで考えてもらえれば…。そうすると、地震による被害が少しでも減ってくる」

新潟小学校の4年生は7月に、学校での『防災合宿』も行うということです。