クリエイティブな人材を育てることで、地域産業の活性化につなげようと、高知県香美市の高校で、起業家について学ぶ授業が行われました。

起業家教育プログラムが実施されたのは、香美市の山田高校です。山田高校は県教育委員会が今年度から始めた「次世代産業人材育成事業」の研究校に指定されています。これまでに世界100か国、80万人が学んできた教育プログラムを通じて、将来、新規事業を立ち上げるなど、志を持って働く人材を育成することがねらいです。

6日から山田高校でプログラムがスタートし、ビジネス探究科の1年生27人が授業を受けました。生徒たちは費用や収入がビジネスに必要なこと、また企業の製品や事業のサービスが、ビジネスの基礎となることなどを学びました。

「(将来は)メイクアップアーティストになりたい。接客が大事って聞いたので、(サービスを)販売することによって接客があるので、(授業を)生かせそうと思いました」

生徒たちは3年間で、合わせて41時間の授業を受け、会社の立ち上げや販売体験も行う予定です。