三菱重工業が国産初の小型ジェット旅客機「スペースジェット」の開発から撤退したことを受け、経済産業省は撤退に至った原因などの検証を始めました。
経済産業省は航空機産業に関する有識者会議を開き、国産初の小型ジェット旅客機「スペースジェット」が開発中止となった経緯について議論しました。
スペースジェットは、三菱重工業が2008年に事業化を決めたものの、トラブルなどで6回にわたって納期を延期し、今年2月に撤退を表明。経産省もおよそ500億円を支援し、官民一体で開発を進めてきました。
きょうの会議では、撤退の原因を究明するほか、開発を通じて獲得した経験をどう生かしていくかなど、今後の日本国内の航空機産業の発展に向け、課題を検証していくことを確認しました。
経産省は会議での議論を踏まえ、今年度中に航空機産業の戦略をとりまとめる方針です。
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