7月にオープン予定の「新潟県立スケートパーク」のネーミングライツ協定式が行われました。愛称は『AIRMAN(エアマン)スケートパーク』。
どんな施設になるんでしょうか?

新潟県立スケートパークの命名権(ネーミングライツ)を取得したのは、燕市でコンプレッサー(空気圧縮機)や建設機械などを製造する「北越工業」です。製品のブランド名にちなみ、愛称は『AIRMANスケートパーク』と名付けられました。


【北越工業 堀内義正社長】
「新潟でスケートボードが発展すること、県民の皆さまの健康、あるいは運動していただいて…」

北越工業 社長 堀内義正さん


『AIRMANスケートパーク』の場所は新潟市中央区の鳥屋野潟公園の一角で、オープンは7月の予定で、新潟県によりますと、気軽にスケートボードが体験できるアスリート育成のきっかけとなる場として、“皆が楽しめる”スケートパークになるということです。

【記者リポート】
「スケートパークの輪郭はできつつあります。コースの高さは、例えばあの場所だと1.2m。ビギナーの方でも挑もうと思える高さではないでしょうか」


平野歩夢選手が東京オリンピックで挑んだような窪地状にくり抜いたコースの「パーク」や、街中を連想させる階段や手すりなどを備える「ストリート」のほか、屋内のエリアもあるということで、急ピッチで工事が進められています。

【新潟県 花角英世知事】
「若い世代を中心とした層に、練習の場所や楽しめる場所を提供すると同時に、その中から将来、世界の競技大会で活躍できるトップアスリートを育てていきたい」

新潟県 花角英世知事


北越工業のネーミングライツは7月1日から年間1300万円の5年契約で、施設の利用料金の引き下げなどに使われるということです。