大分県の日出生台演習場で4日、陸上自衛隊が偵察訓練で操作していたドローンが風にあおられて、行方が分からなくなっていることがわかりました。
陸上自衛隊第4師団によりますと、行方が分からなくなっているのは災害用II型と呼ばれるカメラの付いた長さ17.5センチ、幅24センチ、高さ6.5センチ、重さ320グラムのドローンです。

このドローンは4日午後3時過ぎ、福岡駐屯地の第4偵察戦闘大隊が日出生台演習場の北西部、玖珠町岩室のエリアで偵察訓練をしていたところ、風にあおられて操縦不能になったということです。
演習場外への被害やけが人はなく陸上自衛隊が捜索を続けていますが、現在まで発見には至っていません。
第4師団の腰塚浩貴師団長は「ご迷惑をおかけして申し訳ございません。原因を究明し、再発防止を徹底します」とコメントしています。