梅雨や台風などの出水期を前に、大分県が土砂災害のおそれがある区域などを点検した結果、応急措置が必要な箇所はなかったことがわかりました。
県は土砂災害を防ごうと本格的な出水期を迎える4月から5月末にかけて毎年、点検を行っています。点検したのは土砂災害特別警戒区域内にある病院や老人ホーム、避難所などあわせて301か所です。
点検の結果、速やかに対策が必要な箇所はなく267か所について継続的に点検を実施します。また、同じく153の河川で堤防や護岸などを点検した結果、応急措置が必要な施設はありませんでした。県は「土砂災害のおそれがあることにかわりはないので、危険だと感じたら早めに避難してほしい」と呼びかけています。