水田をキャンバスに、色とりどりの稲穂で絵を描く「田んぼアート」をつくるため3日、宮城県角田市で田植えが行われました。
3日、角田市西根地区の水田に、地区の住民が集まりました。

縦横70mの絵柄の輪郭に張られたテープに沿って、つや姫をはじめ、赤や黒、白の稲穂が実る品種など10種類の苗を一本ずつ植えていきました。

この田んぼアートは、地域おこしを目的に17年前から行われています。今年の絵柄は、プロに転向したフィギュアスケートの羽生結弦さんと去年の地震による被害の修復が終わった伊達政宗の騎馬像です。

西根田んぼアートを楽しむ会・佐藤正友会長:
「昔の未来を目指した人と、これから未来に向かって羽ばたこうという人の、2人を揃えて『共に未来へ』というテーマにした」
稲穂が色付く7月から9月まで、絵柄が田んぼに浮かび上がる予定で、近くに設置してある展望台でも見ることができるということです。
