俳優の生田斗真さん主演の映画「渇水」が公開初日を迎え、生田さんと共演の門脇麦さん、磯村勇斗さん、山﨑七海さん、柚穂さん、白石和彌さん、髙橋正弥監督が、東京・有楽町のTOHOシネマズ日比谷で行われた舞台挨拶に登壇しました。

映画「渇水」公開初日舞台挨拶


同作は、料金滞納家庭の水道を停めて回る水道局職員と、たった2人で家に残された幼い姉妹。一件の停水執行をきっかけに巻き起こる心の物語を描いた作品です。

生田さんは“やっぱり初日というものはすごく嬉しくて、何度迎えてもいいものだなというふうに思っております。初日に(映画を)観に来てくださった皆様のお力をお借りして、この映画をどんどんどんどんたくさんの方に届けていきたいと思っております”と挨拶しました。

生田斗真さん


印象に残っているシーンを聞かれると、山﨑七海さんと柚穂さんが演じた幼い姉妹のシーンを挙げ、“若い女優陣で水のはっていないプールの中で、シンクロナイズドスイミングの「ごっこ遊び」をしている2人がすごく輝いて見えて、今でも頭の中に鮮明に残っています”と2人の演技を絶賛。

幼い姉妹の母親を演じた門脇さんは、“生田さん演じる(水道局職員の)岩切の感情が決壊した瞬間がグッときました。ダムの壁が壊れたみたいで、すごく印象に残っています”と話すと、生田さんは、“本当に大切にしていたシーンだったので嬉しいですね。そう言っていただけると”と、恐縮していました。

門脇麦さん

またこの日 会場では、映画「渇水」の台湾での上映と、6月9日から開催される「上海国際映画祭」での上映が発表されました。海外での上映について、生田さんは“台湾、そして、上海の映画祭でもこの映画をかけていただけるということですけれども、国を越えて、我々の一生懸命作った作品がたくさんの方に届けられるというのは嬉しいなと思っておりますし、先輩の役所(広司)さんが(カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を)受賞されましたけど、すごく励みになります。憧れます”と、先輩の活躍に称賛を送っていました。


【担当:芸能情報ステーション】