各地に大雨をもたらしている台風2号と梅雨前線。2日の大分県内も広い範囲で梅雨空が広がる1日となりました。
大型の台風2号は午後3時には鹿児島県奄美市の東の海上にあって、1時間に30キロの速さで東北東に進んでいます。台風は3日未明にかけて九州の南東海上を通過する見込みです。
2日の県内は梅雨前線が停滞した影響で県南部を中心に強い雨が降りました。1日、午前11時の降り始めからの雨の量は佐伯市蒲江で152.5ミリ、佐伯市宇目で129ミリ、佐伯市で114.5ミリを観測しています。
雨や強風の影響で、空の便は大分空港を発着する3便が欠航したほか、JR豊肥本線では一時遅れが発生しました。
気になる今後の台風と梅雨前線の影響は?
(大森気象予報士)「九州の南には台風2号があり、日本付近には梅雨前線が伸びています。前線の周辺には雲が広がっていて、この影響で県内でも大雨になりました。明日の予想天気図では台風も梅雨前線も九州から離れていく予想です。ただうねりの影響が残りそうです。しばらく高波には注意をしてください」
天気は今後回復に向かって、3日から週明けの月曜日にかけては梅雨の晴れ間が広がる見込みです。