新潟県警は2日、各警察署の署長や本部の幹部ら86人が出席し、県下署長会議を開きました。今年度、春の人事異動が行われてから定例の会議は初めてです。

冒頭、山田知裕本部長は訓示で当面重点的に取り組むべき事項6点を挙げ、「悪質・凶悪事件等の徹底検挙と組織犯罪対策の推進」をその一つとし、「昨年、新潟県警が重要犯罪の検挙率が全国1位となるなど一定の成果を示すことができた。」としながら、20年連続で減少していた刑法犯認知件数が今年に入って増加傾向を示していることに触れ、事件の検挙に努めるよう述べました。

また1日夜に、上越市の住宅の駐車場で62歳の男性が頭から血を流して倒れていた事件についても触れた山田本部長は「昨日も殺人事件が発生し、捜査員を大量導入して鋭意捜査をしているところですが、このような事件の一刻も早い検挙に努めるように」と訓示しました。