■日本陸上競技選手権大会 2日目(大阪市・ヤンマースタジアム長居)
8月19日に開幕する世界陸上ブダペストの代表選考会を兼ねた日本選手権、2日目。男子200m決勝では予選を全体の2位だった鵜澤飛羽(20、筑波大)が20秒32で初優勝。世界陸上ブダペストの参加標準記録(20秒16)はクリアできなかったが、自己ベストを0秒06更新した。
今季、自己ベストを次々と更新している鵜澤。リアクションタイムは8人中2番目とまずまずのスタートを見せた。横一線で、最後のコーナーに入ると加速、2位との差をつけ20秒32で初めて日本の頂点に立った。昨年の世界陸上オレゴン代表で連覇がかかっていた上山紘輝(24、住友電工)は20秒94で7位に終わった。ベテランの飯塚翔太(31、ミズノ)は20秒84の5位。
【男子200m決勝 結果】
優勝 鵜澤飛羽(筑波大) 20秒32
2位 宇野勝翔(順天堂大) 20秒55
3位 水久保漱至(第一酒造) 20秒66